Not a Hotel 2026 提案

Not a Hotel 2026 提案

屋久島は、湿潤な亜熱帯気候と豊富な雨によって、自然の循環が目に見えるかたちで現れる場所です。花崗岩を主体とする急峻な山の斜面には巨岩が点在し、その間を流れる雨水が長い時間をかけて豊かな土壌と深い森を育んできました。人の動線は、土壌の浸食を防ぎ大地を守るために設けられた木道に導かれ、最小限の介入によって自然との慎重な関係が保たれています。澄んだ夜空に浮かぶ星々と象徴的な屋久杉は、この風景に刻まれた悠久の時の流れを静かに想起させます。

敷地もまた豊かな森と傾斜地に隣接し、開けた場所には自然の池や大きな岩が点在して、この地域全体の性格を体現しています。本プロジェクトは、敷地固有の風景と地形を受け入れ、自然を背景として扱うのではなく、建築をその風景の一要素として溶け込ませることを目指しました。その核心には、訪れる人が屋久島の自然の力を間近に体験できる場所をつくるという意図があります。


私たちは毎年限られた数のプロジェクトをお引き受けしています。私たちのアプローチに共感いただけるプロジェクトであれば、ぜひお聞かせください。

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